Vol.3 お子様をバイリンガルにしたいというお父様、お母様へ

アメリカ・オハイオ州外国語協会の論文をお読みください

語学習得について多分貴方がお持ちの質問にお答えします

(OFLAオハイオ外国語協会編纂)

  • 一つの言葉を習う方が他の勉強よりもっと役立ちますか?

今日の地球経済環境下では全ての言語が有用です。アメリカのビジネスは地球規模で拡大しています。習う言語の選択は、地域の必要性や、有能な教師が存在するかどうかとか、継続的な言語教育を施す能力がその地域にあるかどうかなどを含めて地域で選択すべきです。或る第2言語を習得すると、その子供にとっては第3言語或いは第4言語も習うのは比較的容易になり何時でも代わる代わる使うことができるようになります。

  • 一つの言葉の方が習い易いですか?

全ての言語には“容易な側面”と“難しい側面”があります。言語習得の成功の鍵はできる限り早い時期に始めることです。

  • 第2言語を習う時間が算数や社会、理科の能力を伸ばす阻害要因になりますか?

全くそのようなことはありません。今日の言語教育はそのプログラムそのものに算数や理科、社会、美術、音楽その他の要素を取り入れています。ですから言葉を習う時間そのものがそうした中核科目の理解の向上につながります。

  • 子供達にはどの様な外国語教育プログラムが用意されているのでしょうか?

今迄の頭脳開発研究の結果、私達が何年も前から知っていたことが実証されています。即ち、子供達は第2言語の勉強を始めるのが早ければ早いほど、結果はうまくいくということです。優れた外国語教育プログラムというものはまず幼稚園でスタートして高校まで継続するプログラムです。小学校で毎日20分から30分、それに続いて中学、高校で毎日40分から50分の教育が理想的です。子供達が毎日、色々な科目の学習時間の50-100%を第2言語で過ごす浸礼学校(Immersion School)は第2言語習得の面では究極の例といえます。

  • 子供にはどのように第2言語を習わせるべきでしょう

母国語を習ったのと同じ方法で教えるべきです。まず最初はいろいろな事を聞くことから初め、次には単語や語句の言い回しに進み、次第にその量と内容を上げていく方法です。読み書きは子供達の年齢や進度に応じて組み合わせていきます。音楽、体操、ゲーム、劇、図画なども語学経験の点で欠く事のできない要素です。

  • 一つ以上の外国語を習う人もいますか?

アメリカではまだ率は低いのが実情ですが、二つ或いは三つの外国語を習う生徒の数は増えつつあります。早く始めればそれだけ早く次の外国語の習得を中学或いは高校で始められることになるでしょう。

学校に行き始めると同時に外国語の勉強を全ての子供が開始するのは何故か?

外国語の教育を施す理由の多くは、何故その教育を早期に開始すべきかの理由と合致します。言語習得の目的の大部分は短期的な努力で達成できるものではありません。多くの場合に、言語教育による経済的、或いは政治的、社会的そして知的恩恵というものは、子供達が高い言語の能力と文化的熟達レベルに達する時に初めて獲得されるものです。このことを達成する一つの方法が、小学校で始めて高校まで継続する外国語教育です。言語習得は時間のかかるものであり、出来る限り長い時間をとることが大切です。

(ヘレナ・カーテイン、言語と子供;適正化を図るには)

学校へ行き始めると同時に外国語の勉強を始めるのは次の理由から必要です;

  • 流暢に話せるようになるまで十分は期間がとれる
  • 誕生後から10歳までが最も脳の発達に時期であり、言語習得に最もむいている
  • 他の文化を勉強するときにそれを受け入れる点で感受性豊かな時期である
  • その他の教科の学習にも資するのでSATやACTなどの点数の向上につながる
  • 母国語でのコミュニケーション能力の向上にもつながる
  • 独創性の向上をもたらす
  • 自意識の向上をもたらす
  • 多くの科目分野で教育を受けているという概念の向上につながる
  • 将来の経歴可能性を拡大する
  • 英語、算数、コンピュータ科学、社会、理科などとともに外国語勉強を含むことで完全な教育プログラムとなる。

(危険にさらされた国家;教育最適化全国委員会報告)

世界からは多くの声が発信されているが、貴方の子供は理解できますか?

“言葉は鍵です。何故なら、無視と理解、貧しさと豊かさ、戦争と平和の違いをもたらすもの、究極的にはそれは言葉である。” ウィリアム・ホプキンス博士